遺産相続のよくあるトラブル

他人事じゃない!遺産相続のよくあるトラブル

 

「相続トラブル」と聞くと、亡くなった人の親族や子らが遺産をめぐって争う姿を想像してしまいがちです。

 

確かに、相続トラブルで最も多いのは相続人間での争いだといえますが、実は相続トラブルはこれらだけに留まりません。

 

遺産分割後に権利を主張する第三者が現れたり、遺言書がひょっこり見つかったり、相続税の問題などでのトラブルなど…。

 

ついつい見落としてしまいがちですが、相続でのトラブルは決して相続人間の事だけではないということを是非知っておいてください。

 

特に相続税は税制改革によって増税が決定されているため、今まで以上の人に相続税が課せられ、さらにその額もアップしてしまいます。

 

きちんと税の控除額やその税率、課税対象の財産、非課税の財産などを事前に把握しておき、その対策を行っておくことが重要です。

 

例えば、特別控除の制度を上手く利用して課税額を減らしたり、相続税の分をあらかじめ確保しておくといった対策です。

 

また、財産の生前贈与などをあらかじめ行っておき、相続時の財産をできるだけ少なくしておく、といった対策も有効です。

 

ただしその場合、贈与税が課されますので上手く基礎控除や制度を利用し、長期的に対策していかなければなりません。

 

 

権利を主張する第三者に対しては相続登記によって、きちんと名義変更を行っておき対抗要件を備えておくようにしておく事が重要です。

 

なお、名義変更が故人のままだと名義変更ができなくなってしまいますので注意しましょう。

 

また、遺言書は相続トラブルをあらかじめ回避してくれる効果がある反面、争いの元となってしまう場合もあります。

 

遺言書のリスクをあらかじめ知っておき、遺産相続に関するトラブルを予防しましょう!

 

 

意外にも多いお葬式トラブル

前述した通り、遺言には財産分与に伴うトラブルを未然に防ぐという役割があります。
さらに、近年増えている「葬儀トラブル」を防ぐという効果も期待出来ます。
葬儀トラブルの例としては

  • 個人の意思を尊重したい(葬儀方法)
  • 葬儀費用の負担割合がまとまらない

などが挙げられます。
葬儀方法は、故人のアイデンティティを守る非常に重要な事柄です。
遺言にも「家族葬による葬儀を希望する」「○○教(○○宗)での葬儀を希望する」といったように、出来るだけ具体的な意思表示を盛り込んでおきましょう。
さらに、お葬式費用につきましても、その他必要となる費用と併せて記載をしておく事が望ましいです。例)葬儀費用は長男が負担する。等

 

このように、相続に纏わるトラブルは至る箇所で起こる可能性があります。
遺された人たちに悲しい思いをさせないためにも、遺言でトラブルを未然に防ぐようにしてください。

 

参考サイト:家族葬比較